【姫路】探偵に浮気調査を依頼するメリットとスマホ・SNSの活用法

スマホの履歴・データからわかること

スマートフォンの通話履歴やメッセージアプリ、写真データには、浮気相手とのやり取りや密会の証拠が残されている場合があります。また、オンライン決済サービスやカレンダーアプリの利用履歴から、不自然な出費や予定が見つかるケースもあります。

SNSの投稿・アカウント情報からわかること

FacebookやInstagramなどのSNSは、浮気相手との関係を匂わせる投稿や写真、アカウントの相互フォローなど、間接的な証拠を探る手がかりになります。非公開アカウントに関する情報は、正当な閲覧権限の範囲で得られたものに限り活用します。なりすましや不正アクセスなど違法なおそれのある行為は行わないでください。

GPS・位置情報からわかること

GPSや位置情報サービスは、適法に取得した記録に限り、対象者の行動を補強する客観的資料になり得ます。特に、ホテルや特定の場所へ定期的に出入りしている記録は、行動を裏付ける重要な情報です。これらの記録を追跡することで、不審な行動を可視化できます。

ただし、相手の端末設定を無断で操作したり、車両や持ち物に無断でGPS端末を取り付けたりする行為は、ストーカー規制法などに抵触するおそれが高く、違法となり得るため行わないでください。

スクリーンショットや写真での記録

浮気の証拠となりうるスマホの画面やSNSのやり取りは、スクリーンショットで記録することが基本です。削除される可能性を考慮し、速やかに保存します。記録する際は、日時やアプリ名がわかるように撮影することが大切です。

ただし、相手の端末やアカウントに無断でアクセスしたり、ロック解除・アプリ起動・クラウド閲覧などを行って取得することは、プライバシー権侵害や不正アクセスなどに該当するおそれがあるため行わないでください。

デジタルデータはバックアップが重要

デジタルデータは簡単に削除や改ざんができてしまうため、収集後は複数の媒体にバックアップを取ることが重要です。外付けHDDやクラウドサービスなど、安全な場所に複製して保存することで、証拠の信頼性を高めることができます。

探偵に依頼するメリット

自分で証拠を収集する行為には、法的なリスクが伴うおそれがあります。探偵は、専門的な知識と経験に基づき、法令・ガイドラインを厳守した適法な方法で証拠を収集します。違法な手段は使いません。

また、裁判で活用できるよう、証拠能力の高い形でデータを整理し、報告書にまとめることができます。

報告書に記載すべき基本項目

報告書には、調査期間、調査内容、調査員の名前、調査で判明した事実などを網羅的に記載します。特に、対象者の行動を時系列で整理し、場所や日時を正確に記すことが重要です。客観的な事実のみを記載することで、信用性を担保します。

写真や動画を効果的に配置する

証拠写真や動画は、報告書の内容を裏付ける重要な要素です。どの場面で撮影したか、何が写っているかを明確に説明したうえで、時系列に沿って配置します。画質が報告書の信頼性にかかわるため、不鮮明なものは避けます。

報告書が持つ法的な意味

探偵が作成する報告書は、客観的な資料として証拠採用が検討される可能性があります。自分で収集した証拠に比べ、専門家による第三者的な視点で作成されているため、説得力が増します。証拠を適切に整理し、活用するために不可欠なプロセスです。

なお、証拠の採否は裁判所の総合判断に委ねられます。

【Q＆A】浮気調査のデジタル証拠についての解説

Q1：浮気調査でスマホやSNSの記録はどのように役立ちますか？

A1：通話履歴やメッセージ、SNSの投稿、位置情報などから、不審な行動や浮気相手との関係を推測する手がかりとなります。これらのデジタルな痕跡は、浮気の事実を裏付ける重要な証拠になり得ます。

Q2：自分でパートナーのスマホ画面を撮影することは合法ですか？

A2：浮気の証拠としてご自身のスマホでパートナーのスマホ画面を撮影すること自体は、基本的には違法ではありません。ただし、取得方法や経緯によってはプライバシー権侵害や不正アクセスなどに該当し、違法となるおそれがあります。ロック解除やアカウントへの無断アクセス、位置情報共有設定の変更などは行わないでください。適法性の判断は状況により異なるため、事前に専門家へ相談しましょう。

Q3：探偵が作成する報告書は裁判で通用しますか？

A3：探偵が作成する報告書は、第三者目線で客観的な事実に基づいているため、裁判において有効な証拠として認められる可能性があります。自分で収集した証拠に比べて、信用性が高いと判断されます。